この度、公益社団法人全国都市清掃会議より、機関誌『都市清掃』(年6回発行)への寄稿依頼をいただき、国際認証部の渋谷が「オーバーツーリズムに係る廃棄物対策 ― サステナブルツーリズムの視点から ―」と題した記事を執筆いたしました。 寄稿記事 抜粋 今回発行された『都市清掃』第392号は、同機関誌として初めて「オーバーツーリズム」を特集テーマとして取り上げた号とのことです。 廃棄物の問題は観光と密接に関わっており、本記事では、サステナブルツーリズムの考え方やグリーンキーの基準、さらにはツーリストシップ行動集の活用など、具体的な事例を交えながら紹介しています。地域においては、旅行者、事業者、そして地域住民が、ツーリストシップの精神に基づき、それぞれの役割を果たしながら適切なマネジメントを行うことで、持続可能な地域づくりと地域の保全につながるものと考えています。 また、本号には学識経験者、自治体、事業者など、さまざまな立場から観光と廃棄物について論じた、示唆に富む興味深い記事が数多く掲載されています。 ぜひご一読ください。 機関誌の購入は、公益社団法人全国都市清掃会議様にお問い合わせください 公益社団法人全国都市清掃会議
この度、インバウンド専門メディア「やまとごころ.jp」様にて、当法人代表理事の高山傑が登壇いたしましたセミナーの様子が、レポート記事として公開されました。 欧州における厳格な制度改革の動きや、台湾における15年以上の実践プロセスを基に、これからのサステナブル観光において「認証」が果たすべき本来の役割や未来への示唆が、非常に緻密にまとめられています。 日本国内の観光地や事業者にとっても、今後避けては通れない重要な視点が多く提示されておりますので、ここに主要な見どころと当法人のアプローチを交えてご紹介いたします。 キーポイント 「認証取得」はゴールではなく、継続的な改善のスタートである 記事内では、認証を単に「取得すること」ではなく、事業者が自ら改善を続けられる仕組みと人材育成の重要性が語られています。日本国内において「グリーンキー」「ブルーフラッグ」「トラベライフ」といった国際認証の事務局を務める当法人としても、まさに「取得してからが本番であり、より重要である」という点を日頃からお伝えしております。 「測定」が生み出す、隠れた課題への気づき セミナー内では「測定していないものは管理できない」という原則が強調されています。サステナビリティの文脈において、データを継続的に計測することは不可欠です。実際に認証に取り組む過程で数値を可視化してみると、それまで見過ごされていた無駄なエネルギーや資源の消費に気づくというケースは非常に多く、経営や運営の健全化に直結します。 地域・組織レベルでの「セルフチェックツール」としての認証活用 欧州などの国際基準を地域レベルへ落とし込む話に関連し、認証の仕組みを導入すること自体が、自社または組織の現状を客観的に見直す「セルフチェック」として機能します。基準と照らし合わせることで、組織の強みと不足している要素が明確になります。 🌐セミナー当日の登壇内容について(高山の発表より) 今回のセミナーにおいて当法人代表の高山からは、これまでの国内外における豊富な実践知を基に、認証という「道具(ツール)」をいかに地域の現場で持続可能な仕組みとして機能させるか、その本質的なアプローチについて提言させていただきました。認証はお墨付きをもらうための手段ではなく、地域や組織をより良くし、持続可能な観光地域づくりを社会に実装していくためのプロセスであるという点を一貫して強調しております。 サステナブル観光を理念から「実装・実践」のフェーズへと進めたい自治体・観光関係者の皆様は、ぜひ下記リンクより詳細なレポートをご覧ください。 ▼記事本編はこちらから サステナブル観光はどう変わるのか、欧州制度改革と台湾の実践から考える「認証」の本来の役割【セミナーレポ】 | やまとごころ.jp
「ウェルビーイング」をコンセプトに、最先端のライフスタイルを提案し続けるウェスティンホテル横浜。みなとみらいの洗練された街並みに溶け込む美しくモダンな空間において、ゲストの心身を癒やす至高のホスピタリティと、未来を見据えた持続可能な環境配慮を高い次元で調和させ、常に進化を続けています。 地域の豊かな環境と調和し、次世代へとラグジュアリーの未来を繋ぐサステナブルな取り組みの推進、ならびに「グリーンキー」の更新、誠におめでとうございます!
2026年6月25日付で、山陰の名峰・大山の壮大なパノラマを眼前に望み、豊かな緑に包まれた「メルキュール鳥取大山リゾート&スパ」が、国際的な環境認証「グリーンキー」を取得いたしました。 厳かな山容に抱かれた開放的なロケーションと、心地よい天然温泉を擁する上質な空間において、地域が誇る雄大な自然の恵みとモダンなリゾートライフ、そして持続可能な環境配慮を高い次元で調和させ、訪れるゲストへ心身を解きほぐす至福のひとときを提供しています。 鳥取大仙の美しい自然環境と文化を尊び、次世代へと受け継ぐサステナブルな取り組みの推進、ならびにグリーンキーの新規取得、誠におめでとうございます!
持続可能な観光地域づくりのための進捗報告・フォーラム in熊本 「持続可能な観光を担う2020リーダーズミーティングin 熊本」から6年。世界規模でのSDGsの期限が2030年に迫る今、「地震」「コロナ禍」という大きな困難を乗り越えた熊本の観光は、インバウンドの活況とともに新たな局面を迎えています。 阿蘇市や小国町をはじめとする先進的な「グリーン・デスティネーションズ(Green Destinations)世界の持続可能な観光地TOP100選」の事を学びながら、地域が自立して「地域のために」進むべきロードマップと具体的なアクションを共に描き出しましょう。 日時:7月16日(木)11:00~15:00 会 場:未来会議室 下通店 主 催:一般社団法人JARTA 共 催:一般社団法人地域観光研究所 対 象:自治体・DMO関係者・観光関連事業者等 参加費: 無料(定員40名:要事前申込み) 詳細は以下のチラシ(PDF)からご確認ください。 持続可能な観光地域づくりのための進捗報告・フォーラム in熊本 ▼申し込みはこちらのフォームからも行えます。▼ 持続可能な観光地域づくりのための進捗報告・フォーラム in熊本 申し込みフォーム
このたび、JARTA代表理事であり、アジア・エコツーリズム・ネットワーク(AEN)の創設者である高山傑が、大メコン圏観光調整事務局(MTCO)の主催する国際フォーラム「メコン・ツーリズム・フォーラム2026」にて、オープニングの基調講演を務めました。 本フォーラムは、2026年6月16日から18日にかけて、ミャンマーのヤンゴンにある「パン パシフィック ヤンゴン」で開催されました。今年のテーマは「人々のための観光、目的のある旅」です 。 1.観光の未来を拓く「人づくり」:東南アジアの長期ビジョンと日本の課題 コロナ禍という未曽有の危機を経て、観光産業の再構築に迫られている東南アジア。その最前線では、単に客数を呼び戻すのではなく、「サステナビリティ教育」を土台とした長期的な地域経営へのシフトが始まっています。 東南アジアが挑む「人」への投資:持続可能な地域づくりの核 ミャンマーをはじめとするメコン川流域国では、観光産業の壊滅という痛みを経て、「地域の主役は誰か」を問い直しています。そこで重要視されているのが、若者を含む地域住民や観光事業者に対するサステナビリティ教育です。 次世代への意識改革: 地域の自然や文化を守りながら発展するリテラシーを若者が身につけることで、一過性のブームに消費されない「強靭なコミュニティ」を育てます。 地域一体となったエコシステム: 住民一人ひとりが持続可能な観光の意義を理解することは、地域への誇り(シビックプライド)を生み、観光客を自律的にプロデュースする力へとつながります。 これらはすべて、10年、20年先を見据えた「目に見えない未来への投資」です。 2. 日本の現状:目先の「対症療法」がもたらす危機感 では、現在の日本はどうでしょうか。メディアや行政を賑わせているのは、混雑緩和やマナー対策、補助金に頼ったインフラ整備など、その多くが「単年度予算に基づく短期的な計画」に留まっています。 受け入れ側である住民や事業者のマインドを育てる本格的な教育や、長期的な観光政策を実施するための投資は極めて限定的であり、このまま対症療法に終始すれば、観光の「質」や「持続可能性」という本質的な面において、東南アジアの国々の先進的な取り組みから完全に後れを取ってしまうでしょう。 高山はこの度メコンツーリズムフェアにて、「Tourism for People: From Principles to Lasting Impact」、(英: 邦題「地域と人に寄り添う観光:その原則と未来へつなぐ成果) と題して基調講演を務めました。6カ国の大臣の目前で訴え、多くの会議参加者から称賛を受けました。インバウンド観光が成熟しているこれらの国々から日本が学ぶべきヒントがあるように思います。
2026年6月15日付で、二条城を至近に臨み、250年以上の歴史を紡ぐ三井総領家ゆかりの地に佇む「HOTEL THE MITSUI KYOTO」が、国際的な環境認証「グリーンキー」を取得いたしました。 気品ある日本庭園や豊かな天然温泉を擁する洗練された空間において、日本の伝統美と現代的なラグジュアリー、そして持続可能な環境配慮を高い次元で調和させ、ゲストへ五感を満たす極上の癒やしを提供しています。 京都の歴史と文化を尊び、次世代へと受け継ぐサステナブルな取り組みの推進、ならびにグリーンキーの新規取得、誠におめでとうございます!
先日開催されたイベントだけでなく、一般社団法人ツーリストシップ様は、日頃から「旅先を思いやる心」を社会に広げるためのユニークで素晴らしい活動をたくさん展開されています。今回はその主な取り組みをいくつかご紹介します! ① 訪日外国人観光客向けの「Responsible Travel Guide」 「Touristship | Japan Travel Tips, Etiquette & Responsible Travel Guide」のページでは、海外から日本を訪れる観光客に向けて、日本のマナーやエチケットが英語で分かりやすく発信されています。 「ゴミの持ち帰り」や「文化財・住宅街での配慮」といったルールだけでなく、「地域の文化を応援する(Buy local)」「手ぶら観光(Luggage Services)」といった、旅がもっと楽しくなるポジティブなヒントがたくさん詰まったガイドです。 ② TikTokで届ける、親しみやすいイラスト動画 「マナー」と聞くと少し硬い印象を持つ方もいるかもしれません。そこでツーリストシップ様の公式TikTokでは、可愛いイラストやアニメーションを使用し、誰でも親しみやすく、クスッと笑えてためになる「ツーリストシップの姿勢」を発信されています。若い世代や、普段観光問題に触れない層にも自然に届く工夫が満載です。 ③ 笑顔で学ぶ!全国での「旅先クイズ会」や「検定」 全国各地の観光名所や駅前(京都駅など)で定期的に開催されているのが「旅先クイズ会」です。訪れた旅行客の皆様を相手に、その土地の歴史やマナーを簡単な〇×クイズで出題するイベントで、これまでに全国で何万人もの方が楽しく参加されています。 さらに、ツーリストシップの考え方をより深く学べる「ツーリストシップ検定」もオンラインなどで随時開催されており、旅行者だけでなく、観光に携わる多くの事業者が受講しています。 単に「ダメ、禁止」と制限するのではなく、旅行者も地域もみんながハッピーになれるような「楽しい仕組み」からアプローチされているのが、ツーリストシップ様の最大の魅力です。 私たちJARTAも、持続可能な観光地域づくりを支えるパートナーとして、この素晴らしい取り組みをこれからも皆様にシェアし、応援してまいります! 🔗 リンクはこちらからも! 訪日客向け英文ガイド【https://touristship.or.jp/】 公式TikTok[【https://www.tiktok.com/@japan_about.touristship?is_from_webapp=1&sender_device=pc】 ツーリストシップ検定:【https://tscert.com/】
先週6月12日、京都にて「第5回ツーリストシップ」が開催されました。 今回はJARTAの事務局スタッフも運営チームに参加させていただきました!JARTAはツーリストシップの賛助会員でもあります。 写真中央の田中さんを筆頭に、春田さん(左)と上里さん(右)の常勤メンバー3人 ■ 「旅先を思いやる気持ち」が、持続可能な地域づくりの土台になる手軽に旅行ができる今の社会だからこそ、旅先での自分の行動を見つめ直すことが極めて重要です。「ツーリストシップ(旅行先や旅行者を思いやる気持ち)」は、旅行者だけのものではありません。その土地に住む人々も含めた、すべての人々が持っておくべき共通の心構えです。 私たちJARTAは、持続可能な観光地域をつくるためのサポートを行っています。 地域に負担をかけない観光の仕組みを整えていく中で、訪れる一人ひとりの心に「ツーリストシップ」があることは何よりも大切です。旅先や住民を思いやる心があれば、それは一過性のマナーにとどまらず、いずれ必ず「その土地の豊かな自然環境を守ろう」「地域の暮らしや経済の活性化に貢献しよう」という自発的な意識や行動へと繋がっていくはずです。 ■ JARTAのスローガンと、ツーリストシップが起こす循環私たちJARTAが掲げるスローガンは、「旅する人も 地域も幸せになる 観光を世界へ」です。 豊かな自然環境が守られ、地域が活性化し、そこに暮らす人も訪れる人も全員が笑顔になれる観光地域。そんな理想の未来を支える原動力こそが、このツーリストシップの精神です。 私たちはこれからも、持続可能な地域づくりの視点から、この素晴らしい思いやりの輪を世界へ広げる活動を応援・連携してまいります。 💡 イベントの具体的な様子や詳細なレポートはこちら! 当日の詳細レポートは、ツーリストシップ様の公式ページで紹介されています。ぜひあわせてご覧ください。 【第五回ツーリストシップサミットを開催しました!】 またJARTAの国際認証部長の渋谷はツーリストシップアンバサダー検定を修了しております。 【JARTAスタッフにツーリストシップアンバサダーが誕生!】 さらに他の事務局スタッフもツーリストシップ検定を取得済みです。 ぜひ皆さんもこの機会にツーリストシップを受講してみてはいかがでしょうか!
一般社団法人JARTAが主催した「持続可能な観光地域づくり 実践的シンポジウムin仙台 ── 観光を『地域マネジメントの手段』として捉え直す」。 基調講演を収めた前編に続き、後編となる本記事では、全国各地から集まったフロントランナーたちによる事例講演と、総勢7名が登壇したパネルディスカッションの模様を通じて、サステナブルな観光を“実践へと落とし込むための具体的な方法論”をお届けします。 ■ 【事例講演】明日から実践できる、4つのリアルなモデル 本セッションでは、各分野の第一線で活躍する登壇者から、具体的な数値や現場の経験に基づく取り組みが共有されました。いずれの事例も、「理念」を「実装」へと転換するヒントに満ちています。 ① 認証を“経営プロセス”として活かす:地域経済循環モデル 株式会社北海道宝島旅行社の鈴木 宏一郎氏は、2021年に国際認証「Travelife」のPartnerレベルを達成した経験をもとに、認証の本質的な価値を語りました。 それは、単なる“取得”ではなく、段階的な改善を積み重ねるプロセスそのものにあるという視点です。例えば、富裕層向けツアーにおいてCO2オフセットを実施するなど、環境配慮と収益性を両立。さらに連泊を促進することで、地域への経済還元を高める仕組みを構築しています。 ② 選ばれる地域になるための必須条件:アドベンチャーツーリズム(AT)と国際基準 北海道アドベンチャートラベル協議会の荒井 一洋氏は、自然・文化・ガイドが一体となった高付加価値体験の設計について解説しました。 特に欧米市場においては、「サステナビリティに対応していない地域は、そもそも選ばれない」という厳しい現実が存在すると指摘。感覚的な取り組みにとどまらず、データ収集やモニタリングを通じた継続的な改善が不可欠であると強調しました。 ③ 観光地に頼らない価値創出:面的分散と日常の観光化 株式会社ライダスの井上 寿氏は、サイクルツーリズムを軸とした地域づくりの可能性を提示しました。 高付加価値型のサイクリングツアーや長期滞在の取り組みにより、有名観光地への集中を避けつつ、地域全体に経済効果を広げる“面的分散”を実現。さらに、日常の風景や生活そのものを観光資源として捉えることで、地域への負荷を抑えながら新たな魅力を創出するアプローチが紹介されました。 ④ 地域主体で人材を育てる:持続可能なツアー開発 株式会社穴吹トラベルの阿部 有香氏は、四国における少人数・高付加価値のプライベートツアーや、1,200kmに及ぶお遍路企画を紹介しました。 地域の回遊性を高める「動線設計」の重要性を示すとともに、深刻化するガイド不足への対応として、60代からの地域ガイド育成など、地域内で人材を循環させる独自のモデルを提案。観光の持続性は“人”によって支えられることが改めて示されました。 ■ 【パネルディスカッション】“なぜ・どうやるか”を乗り越える 後半のパネルディスカッションでは、モデレーターに西谷 雷佐氏(株式会社インアウトバウンド東北)を迎え、事例講演の登壇者4名に加え、JARTA高山代表理事、久保 竜太氏(サステナビリティ・コーディネーター協会)が参加。総勢7名による実践的な議論が展開されました。 西谷氏は、「サステナビリティの“理解”は進んでいる一方で、それを“行動に移す方法”に課題がある」という問題提起を行い、会場からの質問を交えながら議論が深められました。 1. 自治体・DMO導入の第一歩:ハードルを下げる“自己診断” 「地域ごとの温度差やリソース不足にどう向き合うか」という問いに対し、高山代表理事は、「いきなり高度な認証を目指す必要はない」と明言。まずは20項目程度のチェックリストによる“自己診断”で現状を可視化することが有効であると提案しました。 また、久保氏は、四国の事例を踏まえ、「トップダウンの政治的リーダーシップと、現場の熱量によるボトムアップ、この両輪が不可欠」と指摘。さらに、全体を一度に動かそうとするのではなく、先行事例を“魅力的に見せる”ことで広げていく戦略が有効であると整理されました。 2. ビジネスとの両立:観光を「経済政策」として再定義する 収益性とサステナビリティの両立というテーマでは、阿部氏が「理想的な取り組みと収益事業をあえて分けて運営する」という現実的なアプローチを提示しました。 また西谷氏は、観光政策を単なる体験づくりではなく「地域全体を動かす経済開発政策」として捉え直す視点を提起。これにより、投資の呼び込みやパートナーシップ形成が進み、地域としての競争力が高まる可能性が示されました。 3. 日本らしさを強みに:文化とサステナビリティの融合 ディスカッションでは、日本に根付く価値観にも注目が集まりました。 「掃除」「助け合い」「他者への配慮」といった日常の行動規範は、まさにサステナビリティの本質そのものです。登壇者からは、こうした文化的価値を再認識し、体系化して発信することの重要性が指摘されました。また、環境配慮を“義務”として押し付けるのではなく、旅行者が「楽しいから選ぶ」ような体験として設計する——そのためのマーケティング視点の必要性も共有されました。 ■ 結論:小さく始め、楽しみながら続ける「ジャーニー」へ セッションの最後には、登壇者から共通のメッセージが送られました。 「サステナビリティは、完璧を目指して立ち止まるものではありません。小さく始め、段階的に改善し続ける“ジャーニー(旅)”です。」 トップを巻き込みながら、そして何より自分たち自身が楽しみながら取り組むこと。 その積み重ねが、持続可能な観光を現実のものにしていく——参加者の多くが、明日からの一歩を具体的に思い描く、力強い行動喚起とともにシンポジウムは幕を閉じました。 ■ おわりに 全2回にわたってお届けした「持続可能な観光地域づくり 実践的シンポジウムin仙台」のレポートは以上となります。前編となる【基調講演レポート】もあわせてぜひご覧ください。 JARTAは、本シンポジウムでの新たなご縁を通じて、今後も全国の地域・事業者の皆さまとともに、サステナビリティへの理解を深めながら実践を積み重ねてまいります。 サステナブルツーリズム全般のセミナー実施や各認証制度に関するご相談は、JARTA公式ウェブサイトよりお気軽にお問い合わせください。