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  今回は「持続可能な観光地づくり」に向けた教育の重要性と、JARTAが推進する「点・線・面」の取り組みをテーマに語っています。 観光地の課題解決には、優れた戦略や仕組みと同じくらい、「活動に賛同し、ともに歩むマインド」が重要です。次世代にその考えを伝えることはもちろん、今まさに活動している私たちが改めてその意識を共有し続けることこそが、観光地を守り、活動を維持する鍵となります。 持続可能な観光の未来を考える上で、非常に重要な視点です。ぜひご覧ください。 本記事はこちらから 【VOICE】ローインパクトの観光振興が重要 一般社団法人JARTA 代表取締役高山傑氏

この度、一般社団法人JARTAは、サステナブルツーリズムの本質を体系的に学ぶための「Travelife 研修会 in 淡路島」を開催いたします。 今回の研修は、国生みの島・淡路島を舞台に、最新の国際動向を直接学べる貴重な機会です。Travelife本部より、持続可能な観光のスペシャリストであるAnne de Jong氏(Travelife / The Good Tourism Institute) を迎え、持続可能な観光地域づくりと、具体的な認証取得に向けたプロセスを深く掘り下げます。 プログラムのポイント Travelife 本部講師による直接指導:2019年以来となるTravelife本部スタッフの来日研修です。最新の国際情報や、世界と日本の現状の差を学び、自社の戦略に活かす知見を得られます。 現場で学ぶ「実践」の場:研修地である淡路島の風土に触れながら学ぶほか、JARTA代表理事・高山傑氏が運営する国登録有形文化財「春陽荘」を訪問し、環境に配慮した施設運営を肌で感じることができます。 コミュニティ形成:全国からサステナブルツーリズムの第一線で活躍する有志が集まります。事例や課題を共有し、共に高め合うネットワーク構築の場です。 開催概要 日時:2026年9月7日(月)9:30 〜 9月8日(火)13:00(2日間の座学) 会場:淡路島洲本市内の会議室 講師:Anne de Jong氏(The Good Tourism Institute) 対象:サステナブルツーリズムの本質を理解し、理論と実践を結び付けたい方(どなたでも参加可能です) 費用:50,000円+消費税/1名 JARTAを通じてTravelifeに登録されている事業者様は2名まで参加無料(3名以降は1名につき25,000円+消費税) 言語:英語(適宜、日本語での通訳・解説あり) 持ち物:筆記用具、WiFi接続可能なノートPC、飲み物(マイボトル推奨) 希望者向け:フィールドワーク(9月6日) 研修前日の9月6日(日)には、希望者向けのフィールドワークを実施します。 内容:無人島「成ヶ島」訪問(希少植物・生き物の観察)、専門家との交流、国登録有形文化財「春陽荘」訪問 費用:10,000円+消費税/1名(案内人謝礼、春陽荘訪問・お茶代込を含む) お申し込み・お問い合わせ 参加を希望される方は、以下のリンクより詳細を確認の上、お申し込みください。 プログラム詳細(PDF):チラシ(日本語) チラシ(英語) お申し込みフォーム:https://forms.cloud.microsoft/r/QR2F3V7ADj お問い合わせ:一般社団法人JARTA 事務局(secretariat@jarta.org) 関連リンク: トラベライフ公式サイト 春陽荘(国登録有形文化財) 成ヶ島フィールドワーク詳細   皆様の参加を心よりお待ちしております。    

2026年7月10日 2026年6月24日付で、美しい珊瑚礁の海とやんばるの豊かな森に囲まれた「ザ・リッツ・カールトン沖縄」が、国際的な環境認証「グリーンキー」を取得いたしました。 沖縄の本島屈指の美しい自然に抱かれた至高のロケーションと、琉球のホスピタリティが息づく上質な空間において、地域が誇る豊かな自然の恵みとラグジュアリーなリゾートライフ、 tender 持続可能な環境配慮を高い次元で調和させ、訪れるゲストへ心身を解きほぐす至福のひとときを提供しています。 沖縄・名護の美しい自然環境と文化を尊び、次世代へと受け継ぐサステナブルな取り組みの推進、ならびにグリーンキーの新規取得、誠におめでとうございます! プレスリリース記事はこちらから   【ザ・リッツ・カールトン沖縄】国際的エコ認証「Green Key(グリーンキー)」を取得】

  2026年7月9日 旅行者と地域は、実は表裏一体の存在  今回のコラムでは、ツーリストシップを単なる「旅行者のマナー向上」としてではなく、これからの観光に欠かせない考え方として捉えています。これは、サステナブルツーリズムに取り組む筆者自身の視点によるものであり、必ずしも一般社団法人ツーリストシップの見解と一致するものではないかもしれません。本コラムが、皆さんの旅や観光に対する視野を広げるきっかけになれば幸いです。  ツーリストシップとは、「旅先に配慮し、地域に貢献しながら交流を楽しむ姿勢や行動」を指します。(*1)  この説明を聞いて、「旅行者のマナーの話なのだから、旅行者を受け入れる地域に住む自分には関係ない」と感じる人もいるかもしれません。しかし、私たちは誰もが旅行者になり得る存在です。  旅行というと海外旅行を思い浮かべがちですが、日本国内でも同じことが言えます。本州から北海道や四国、九州、沖縄、離島へ行くとき、あなたは訪問先の地域にとって旅行者です。県外へ出かけるときはもちろん、より身近な例では隣の市町村を訪れる場合でも同様です。コロナ禍では「マイクロツーリズム」という言葉が広まりました。遠くへ行かなくても近隣地域を訪れることで、新たな魅力を再発見した人も多かったのではないでしょうか。このような身近な移動においても、私たちは旅行者として地域と関わっています。  さらに、ツーリストシップは単に場所を移動するときだけに関係するものではありません。  例えば、国内で観光をしているときに、海外から来た旅行者と出会うことがあります。日本の文化や習慣を知らないために、マナー違反のように見える行動をしていることもあるでしょう。しかし、その人には悪気がなく、自国での常識や習慣の延長で行動しているだけかもしれません。  【パートナー紹介】楽しみながら思いやりを広げる、「ツーリストシップ」の多彩な取り組み そんな場面では、あなたは「受け入れる側」の立場になります。なぜなら、日本という視点で見れば、その旅行者を迎える地域の一員だからです。  もしツーリストシップの考え方を理解していれば、その行動に対してただ不快感や怒りを抱くのではなく、「知らなかったのかもしれない」と寛容に受け止めることができるかもしれません。また、ツーリストシップ行動集(*2)などを参考にしながら、やさしく声をかけることもできるでしょう。そこから小さな交流が生まれれば、その旅行者にとっては日本での忘れられない思い出になるかもしれません。そして、日本という国や訪れた地域への敬意や愛着が育まれる可能性もあります。  これはまさに、ツーリストシップを通じた国際交流です。その旅行者が帰国後にその体験を家族や友人に話せば、ツーリストシップの輪は自然と世界へ広がっていくでしょう。  こうした関係は、日本人と外国人の間だけに限りません。例えば、新潟県出身の私が帰省中に県外から来た観光客と出会い、地域の文化や慣習が分からず困っている様子を見かけたら、何か手助けできるかもしれません。しかし、同じ新潟県内でも、その地域に暮らす人のほうが地元のことをよく知っています。私自身も、その土地の人から新しいことを教わる場面がたくさんあります。  つまり、ツーリストシップとは、「旅行者」と「受け入れ側」が固定された関係ではないということです。私たちは、場所や状況によって旅行者にもなり、地域を迎える側にもなります。その立場は、まるでコインの表と裏のように絶えず入れ替わり続けています。  だからこそ、「旅先に配慮し、地域に貢献しながら交流を楽しむ姿勢や行動」は、旅行者だけに求められるものではありません。私たち一人ひとりが持つことで、旅の体験はより豊かになり、人との出会いや学びも深まります。  ツーリストシップは、単に旅先での心掛けではなく、自分自身の人生をより豊かにしてくれる考え方なのです。  一般社団法人JARTA 渋谷武明  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  出典・注  (*1) https://touristship.jp/about/   (*2) https://touristship.jp/actionguide/    

この度、公益社団法人全国都市清掃会議より、機関誌『都市清掃』(年6回発行)への寄稿依頼をいただき、国際認証部の渋谷が「オーバーツーリズムに係る廃棄物対策 ― サステナブルツーリズムの視点から ―」と題した記事を執筆いたしました。   寄稿記事 抜粋 今回発行された『都市清掃』第392号は、同機関誌として初めて「オーバーツーリズム」を特集テーマとして取り上げた号とのことです。 廃棄物の問題は観光と密接に関わっており、本記事では、サステナブルツーリズムの考え方やグリーンキーの基準、さらにはツーリストシップ行動集の活用など、具体的な事例を交えながら紹介しています。地域においては、旅行者、事業者、そして地域住民が、ツーリストシップの精神に基づき、それぞれの役割を果たしながら適切なマネジメントを行うことで、持続可能な地域づくりと地域の保全につながるものと考えています。 また、本号には学識経験者、自治体、事業者など、さまざまな立場から観光と廃棄物について論じた、示唆に富む興味深い記事が数多く掲載されています。 ぜひご一読ください。 機関誌の購入は、公益社団法人全国都市清掃会議様にお問い合わせください  公益社団法人全国都市清掃会議

  この度、インバウンド専門メディア「やまとごころ.jp」様にて、当法人代表理事の高山傑が登壇いたしましたセミナーの様子が、レポート記事として公開されました。 欧州における厳格な制度改革の動きや、台湾における15年以上の実践プロセスを基に、これからのサステナブル観光において「認証」が果たすべき本来の役割や未来への示唆が、非常に緻密にまとめられています。 日本国内の観光地や事業者にとっても、今後避けては通れない重要な視点が多く提示されておりますので、ここに主要な見どころと当法人のアプローチを交えてご紹介いたします。   キーポイント 「認証取得」はゴールではなく、継続的な改善のスタートである 記事内では、認証を単に「取得すること」ではなく、事業者が自ら改善を続けられる仕組みと人材育成の重要性が語られています。日本国内において「グリーンキー」「ブルーフラッグ」「トラベライフ」といった国際認証の事務局を務める当法人としても、まさに「取得してからが本番であり、より重要である」という点を日頃からお伝えしております。  「測定」が生み出す、隠れた課題への気づき セミナー内では「測定していないものは管理できない」という原則が強調されています。サステナビリティの文脈において、データを継続的に計測することは不可欠です。実際に認証に取り組む過程で数値を可視化してみると、それまで見過ごされていた無駄なエネルギーや資源の消費に気づくというケースは非常に多く、経営や運営の健全化に直結します。  地域・組織レベルでの「セルフチェックツール」としての認証活用 欧州などの国際基準を地域レベルへ落とし込む話に関連し、認証の仕組みを導入すること自体が、自社または組織の現状を客観的に見直す「セルフチェック」として機能します。基準と照らし合わせることで、組織の強みと不足している要素が明確になります。   🌐セミナー当日の登壇内容について(高山の発表より) 今回のセミナーにおいて当法人代表の高山からは、これまでの国内外における豊富な実践知を基に、認証という「道具(ツール)」をいかに地域の現場で持続可能な仕組みとして機能させるか、その本質的なアプローチについて提言させていただきました。認証はお墨付きをもらうための手段ではなく、地域や組織をより良くし、持続可能な観光地域づくりを社会に実装していくためのプロセスであるという点を一貫して強調しております。 サステナブル観光を理念から「実装・実践」のフェーズへと進めたい自治体・観光関係者の皆様は、ぜひ下記リンクより詳細なレポートをご覧ください。 ▼記事本編はこちらから サステナブル観光はどう変わるのか、欧州制度改革と台湾の実践から考える「認証」の本来の役割【セミナーレポ】 | やまとごころ.jp  

「ウェルビーイング」をコンセプトに、最先端のライフスタイルを提案し続けるウェスティンホテル横浜。みなとみらいの洗練された街並みに溶け込む美しくモダンな空間において、ゲストの心身を癒やす至高のホスピタリティと、未来を見据えた持続可能な環境配慮を高い次元で調和させ、常に進化を続けています。 地域の豊かな環境と調和し、次世代へとラグジュアリーの未来を繋ぐサステナブルな取り組みの推進、ならびに「グリーンキー」の更新、誠におめでとうございます!

  2026年6月25日付で、山陰の名峰・大山の壮大なパノラマを眼前に望み、豊かな緑に包まれた「メルキュール鳥取大山リゾート&スパ」が、国際的な環境認証「グリーンキー」を取得いたしました。 厳かな山容に抱かれた開放的なロケーションと、心地よい天然温泉を擁する上質な空間において、地域が誇る雄大な自然の恵みとモダンなリゾートライフ、そして持続可能な環境配慮を高い次元で調和させ、訪れるゲストへ心身を解きほぐす至福のひとときを提供しています。 鳥取大仙の美しい自然環境と文化を尊び、次世代へと受け継ぐサステナブルな取り組みの推進、ならびにグリーンキーの新規取得、誠におめでとうございます!

持続可能な観光地域づくりのための進捗報告・フォーラム in熊本   「持続可能な観光を担う2020リーダーズミーティングin 熊本」から6年。世界規模でのSDGsの期限が2030年に迫る今、「地震」「コロナ禍」という大きな困難を乗り越えた熊本の観光は、インバウンドの活況とともに新たな局面を迎えています。 阿蘇市や小国町をはじめとする先進的な「グリーン・デスティネーションズ(Green Destinations)世界の持続可能な観光地TOP100選」の事を学びながら、地域が自立して「地域のために」進むべきロードマップと具体的なアクションを共に描き出しましょう。 日時:7月16日(木)11:00~15:00 会 場:未来会議室 下通店 主 催:一般社団法人JARTA 共 催:一般社団法人地域観光研究所 対 象:自治体・DMO関係者・観光関連事業者等 参加費: 無料(定員40名:要事前申込み) 詳細は以下のチラシ(PDF)からご確認ください。 持続可能な観光地域づくりのための進捗報告・フォーラム in熊本 ▼申し込みはこちらのフォームからも行えます。▼ 持続可能な観光地域づくりのための進捗報告・フォーラム in熊本 申し込みフォーム

このたび、JARTA代表理事であり、アジア・エコツーリズム・ネットワーク(AEN)の創設者である高山傑が、大メコン圏観光調整事務局(MTCO)の主催する国際フォーラム「メコン・ツーリズム・フォーラム2026」にて、オープニングの基調講演を務めました。   本フォーラムは、2026年6月16日から18日にかけて、ミャンマーのヤンゴンにある「パン パシフィック ヤンゴン」で開催されました。今年のテーマは「人々のための観光、目的のある旅」です 。   1.観光の未来を拓く「人づくり」:東南アジアの長期ビジョンと日本の課題 コロナ禍という未曽有の危機を経て、観光産業の再構築に迫られている東南アジア。その最前線では、単に客数を呼び戻すのではなく、「サステナビリティ教育」を土台とした長期的な地域経営へのシフトが始まっています。 東南アジアが挑む「人」への投資:持続可能な地域づくりの核 ミャンマーをはじめとするメコン川流域国では、観光産業の壊滅という痛みを経て、「地域の主役は誰か」を問い直しています。そこで重要視されているのが、若者を含む地域住民や観光事業者に対するサステナビリティ教育です。 次世代への意識改革: 地域の自然や文化を守りながら発展するリテラシーを若者が身につけることで、一過性のブームに消費されない「強靭なコミュニティ」を育てます。 地域一体となったエコシステム: 住民一人ひとりが持続可能な観光の意義を理解することは、地域への誇り(シビックプライド)を生み、観光客を自律的にプロデュースする力へとつながります。 これらはすべて、10年、20年先を見据えた「目に見えない未来への投資」です。 2. 日本の現状:目先の「対症療法」がもたらす危機感 では、現在の日本はどうでしょうか。メディアや行政を賑わせているのは、混雑緩和やマナー対策、補助金に頼ったインフラ整備など、その多くが「単年度予算に基づく短期的な計画」に留まっています。 受け入れ側である住民や事業者のマインドを育てる本格的な教育や、長期的な観光政策を実施するための投資は極めて限定的であり、このまま対症療法に終始すれば、観光の「質」や「持続可能性」という本質的な面において、東南アジアの国々の先進的な取り組みから完全に後れを取ってしまうでしょう。 高山はこの度メコンツーリズムフェアにて、「Tourism for People: From Principles to Lasting Impact」、(英: 邦題「地域と人に寄り添う観光:その原則と未来へつなぐ成果) と題して基調講演を務めました。6カ国の大臣の目前で訴え、多くの会議参加者から称賛を受けました。インバウンド観光が成熟しているこれらの国々から日本が学ぶべきヒントがあるように思います。