日本の観光業界においても少しずつ温暖化対策やSDGsの意識も浸透してきていますが、世界各地では20年ほど前から宿泊施設の設備や運営においても環境に配慮し、サステナブルな経営を目指そうという動きが広がりをみせています。
国際エコラベル『グリーンキー』は、デンマークに本部を置く国際環境教育基金(FEE)が定めた厳しい基準をもち、ホテルからキャンプ場までのあらゆる規模の宿泊施設の環境方針と持続可能な運営を評価、確認します。そして消費者がグリーンキーエコラベル取得施設を利用することで、持続可能な観光振興に寄与し、社会のあらゆる面においてプラスの変化をもたらすことをお約束します。
グリーンキーの環境基準は詳細に文書化されており、エコラベル取得後においても定期的に再審査を受けて取り組みを維持・改善することが求められています。2024年1月現在、世界の60を超える国において、5000以上の施設がグリーンキーを取得しており、この数字は増えつつあります。
一般社団法人JARTAはグリーンキーの日本国内の窓口として2022年4月より本格始動します。日本語でのエコラベル取得支援、日本人審査員による審査が可能となり、日本の宿泊施設の事業者様にとってもよりわかりやすく、また予算を抑えた取得が可能となります。