8月12日メルキュール東京日比谷、グリーンキー取得 国内22軒目、メルキュールブランドでは2軒目のグリーンキー取得施設となりました。おめでとうございます! メルキュール東京日比谷のサステナブルな取り組み メルキュール東京日比谷は、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現に向けて、以下の取り組みを実施しています。 サステナブルなアメニティと客室設計 エシカルなアメニティ:アメニティには、英国ブランド「エレメンタルハーボロジー」の製品を採用。これは東洋医学の陰陽五行思想とアロマテラピーを融合させたもので、環境と心身の調和を意識した選定です。 木製の歯ブラシや紙パックの水:プラスチック削減を意識したアイテムが揃っており、環境負荷の少ない素材を積極的に使用しています。 和モダンな客室デザイン:歌舞伎文様や桜柄など、日本文化を取り入れたデザインで、地域性と持続可能な観光の融合を図っています。 地産地消とローカル・インスパイアードな食体験 レストラン「La Scène(ラ・セヌ)」:国内の食材や生産者にこだわり、フランス料理の技法をベースにした料理を提供。たとえば、皇居周辺の植物から採取された蜂蜜「皇居周辺蜜」を使った焼き菓子など、地域資源を活かしたメニューが特徴です。 ハーフビュッフェ形式の朝食:食材の無駄を減らしつつ、満足度の高い食体験を提供しています。 昨年末にスタートしたグリーンキーへの取り組みから8か月のスピード取得となりました。サステナビリティリーダーとスタッフの皆さん一丸となった取り組みの成果に拍手です!
群馬県みなかみ町の「株式会社キャニオンズ」(JARTA賛助会員)が、2025年6月30日、Travelife Partner Awardを取得されました。Travelife Partner Awardの取得は日本国内では11社目(Travelife Certified含む)で、群馬県では初の取得となります。 キャニオンズは、群馬県みなかみ町の豊かな自然を舞台に、アウトドア体験を通じて地域と深く結びついています。利根川でのラフティングや渓谷でのキャニオニングをはじめ、四季折々のアクティビティを提供し、国内外の観光客にみなかみの魅力を発信。地域資源の活用と環境保全を両立させる持続可能な観光の実践者として、地元との協働にも力を注いでこられました。 自然体験を通じて地域資源の価値を高め、また環境保全と地域共生を軸に、サステナブルな観光を実現すべく取り組んでこられたことがこのたびのTravelife Partner Award取得を通じて国際的にも評価されてたとえいます。心よりお祝い申し上げます。日本のアウトドアツーリズムの未来に向けた力強い一歩といえます。 キャニオンズのサステナビリティポリシーはこちらから
平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。 弊社はカレンダー通りの営業となりますが、下記のお盆期間中につきましては電話対応を休止させていただきます。 電話対応休止期間:令和7年8月13日(水)~8月15日(金) お問い合わせにつきましては、弊社ホームページ内の「お問い合わせフォーム」よりご連絡いただけますようお願いいたします。順次ご対応させていただきます。 ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
2025年5月末にギリシャのクレタ島で開催されたFEE(Foundation for Environmental Education)本部の年次総会では二年に一度の理事の選挙があり、JARTA代表理事の高山傑が理事として選出され、就任がきまりました。 JARTAは2022年より、グリーンキーとブルーフラッグのナショナルオペレータとして国際ルールのプログラムの運営を担いながらも、日本からの積極的な意見を伝え、働きかけを続けてきた成果といえるかと思います。 「アジアをはじめ各国を行脚しているのは、日本を一歩出ると観光におけるサステナビリティを高めるための運用や管理方法など基準を基盤とした観光まちづくりが実施されているからであり、その温度差にはただ驚くばかり。これはないでしょう。日本の意識の低さには落胆しかありません。 これまで四半世紀を費やしてきましたが、観光に特化せず、社会がちゃんと教育を通して何をすべきかを自分ごとで考え、行動にうつすようになるしか方法がありません。プラスチック汚染問題のように、バイオプラスチックを20%しか入れてないレジ袋にするのではなく、根本的にその問題を解決できるのはその源から断ち切ること、それしかありません。観光畑ではまだ従事していますが、それらの理由から環境教育プログラムを通じて持続可能な発展を目指す国際団体であるFEE(Foundation for Environmental Education)の理事に今年5月就任しました。FEEは世界64カ国が加盟する国際団体で、環境教育プログラムの実施や認証を行っており、私が積み上げてきた経験と知識をこの団体でも役立てたいと思っています。〈高山傑20250801〉」 FEE Board of Directors
6月24日アロフト大阪堂島、グリーンキー取得 国内21軒目、大阪では5軒目のグリーンキー取得施設となりました。おめでとうございます! アロフト大阪堂島のサステナブルな取り組み アロフト大阪堂島では、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現に向けて、以下の取り組みを実施しています。 廃棄物の削減 ・客室内の使い捨てバスアメニティ(シャンプー、石鹸など)を廃止し、備え付けのポンプ式ボトルを採用しています。 ・歯ブラシやヘアブラシなどのアメニティは、お客様が必要な分だけ提供する方式をとっています。 ・使い捨ての食器やカトラリー類は提供していません。 ・ペーパーレス化を推進しています。 ・客室にはリサイクル用の分別ゴミ箱を設置しています。 省エネルギー ・レンタサイクルを提供し、環境に配慮した移動手段を提案しています。 水資源の保全 ・連泊のお客様には、タオルやベッドシーツの交換が不要であることを選択できるオプションを提供しています。 ・連泊時の清掃サービスが不要であることも選択可能です。 その他 ・多様性(ダイバーシティ):誰もが快適に利用できるよう、アクセシビリティを考慮した施設・サービスを提供しています。 ・地域貢献:地域の清掃活動やお祭、イベントなどへ積極的に参加しています。 環境と地域社会の持続可能な発展に寄与しながら、サステナブルなライフスタイルを実現する場を提供しています。今回のグリーンキー取得は、アロフト大阪堂島の取り組みが国際的な基準に適合しており、ホテル全体の環境意識の高さを示すものです。 次の大阪での宿泊をお考えの方にとって、理想的な選択肢の一つといえるでしょう。
2025年グリーンキー研修会のご案内です。 取り組みを効果的に進めるためには、社内での理解と浸透が重要です。2日間の研修を通じて、サステナビリティに取り組む意義と目的に ついて様々な気づきを得ながら、各基準の理解を深めていきましょう。 詳細・お申込みはこちらからどうぞ ●グリーンキー東京研修 ●グリーンキー京都研修 お申込みはこちら
石川県金沢市の「株式会社こはく」(JARTA賛助会員)の運営する、ツアーサービス「In Kanazawa House(インカナザワハウス)」が、2025年6月6日、Travelife Partner Awardを取得されました。Travelife Partner Awardの取得は日本国内では10社目(Travelife Certified含む)で、北信越地域では初の取得となります。地域文化の継承と環境への配慮を両立させる当社の取り組みが国際的にも評価されたものです。 Travelife Partnerの厳しい基準に準拠し、このアワードを取得すべく、同社は数年をかけて取り組みを重ねてこられました。JARTA一同大変うれしく、このニュースを歓迎しております。引き続きインバウンド観光に沸いている日本の観光産業ではありますが、しっかりと足元を固め、地域のためにまた日本の観光資源の持続可能性のために、取り組みを進めていただけたことに深い敬意を表したいと思います。 こはくさんのプレスリリースへはこちらからどうぞ
6月2日コートヤード・バイ・マリオット名古屋、グリーンキー取得 グリーンキーエコラベルを取得された新規施設についてご紹介いたします。 コートヤード・バイ・マリオット名古屋は、快適な宿泊体験とともに、地球環境への配慮を重視した持続可能なホテル運営を実践しています。マリオット・インターナショナルが展開するグローバルなESG戦略「Serve 360」の方針に沿い、さまざまなサステナブル施策を導入されています。 主な取り組み内容 • プラスチック削減 アメニティ類には竹や紙といった自然素材を使用し、客室内のプラスチックごみの削減を推進。 • 廃棄物のリサイクル 紙・ガラス・アルミ・食用油など多様な資源を分別回収し、環境負荷を最小限に抑える取り組みを継続。 • エネルギーと水の効率化 ウォーターサーバーを導入するなど、水の使用量削減にも配慮。 • 地域文化との連携 伝統工芸「有松絞り」を客室インテリアに取り入れ、地域文化の継承と地元経済の活性化に貢献。 • カーボンオフセット宿泊プラン 一部プランでは宿泊に伴うCO2排出量を相殺する仕組みを採用。環境意識の高い旅行者から支持されています。 これらの取り組みを通じて、環境と地域社会の持続可能な発展に寄与しながら、サステナブルなライフスタイルを実現する場を提供しています。環境配慮型の宿泊をお考えの方にとって、理想的な選択肢の一つといえるでしょう。 今回のグリーンキー取得は、これらの取り組みが国際的な基準に適合していることを示すものであり、ホテル全体の環境意識の高さを示すものです。
6月4日、小豆島にて「持続可能な観光の概要」と「事業者向け国際認証制度」に関する基礎セミナーを開催しました。 当日は、小豆島が進める先進的な取り組みや、地域に対する事業者の皆様の熱い想いに触れることができ、大変有意義な時間となりました。 美しい里山・里海の風景、そして豊かな歴史と文化を次世代へと継承していくために、持続可能な観光運営や認証制度を“手段”として活用しながら、島の未来に向けた取り組みが今後さらに広がっていくことを期待しています。 島内事業者向け「持続可能な観光」国際認証取得支援セミナーを開催します | 小豆島サステナブルツーリズム
5月22日は国連が定める「国際生物多様性の日」です。 私たちの身の回りにあふれる多様な生物の存在に改めて感謝し、その保全の大切さに目を向けたいと思います。日本では新緑が日に日に濃さを増し、視覚だけではなく耳に鼻に、そして舌にもまさに五感で様々な生き物にあふれた地球の息吹が心地よく感じられる季節を迎えています。日本は小さな島国ながら多様な環境に恵まれ、「固有種の宝庫」ですが、また同時に、「生物多様性ホットスポット」の1つであることはご存じでしょうか?これは地球全体で見ても生物多様性が高いにもかかわらず、人間の活動により急速に危機に瀕している地域のことです。 日本の豊かな文化の原点でもある我が国をとりまく自然環境に目を向け、わたしたちが一個人として、また事業者として生物多様性の保全に向けてできることを考え、行動を起こしましょう。 国際生物多様性の日(5月22日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ 30by30目標とは、(2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しよう)