
国際生物多様性の日によせて
5月22日は国連が定める「国際生物多様性の日」です。
私たちの身の回りにあふれる多様な生物の存在に改めて感謝し、その保全の大切さに目を向けたいと思います。日本では新緑が日に日に濃さを増し、視覚だけではなく耳に鼻に、そして舌にもまさに五感で様々な生き物にあふれた地球の息吹が心地よく感じられる季節を迎えています。日本は小さな島国ながら多様な環境に恵まれ、「固有種の宝庫」ですが、また同時に、「生物多様性ホットスポット」の1つであることはご存じでしょうか?これは地球全体で見ても生物多様性が高いにもかかわらず、人間の活動により急速に危機に瀕している地域のことです。
日本の豊かな文化の原点でもある我が国をとりまく自然環境に目を向け、わたしたちが一個人として、また事業者として生物多様性の保全に向けてできることを考え、行動を起こしましょう。