グリーンキー

私たちが愛する地域を、未来に残すために。

旅人を癒やす美しい自然や、その土地の豊かな恵み。それは決して、永遠に約束されたものではありません。

目の前のお客様に笑顔を届け、この素晴らしい体験を未来へ繋いでいくために。 刻一刻と迫る地球のタイムリミットを前に、いま、旅人を受け入れる宿泊施設にも変わることが求められています。

「グリーンキー」は、世界基準で地域とお客様の笑顔を守るためのガイドライン。 それは単なる環境対策ではなく、持続可能な未来を願う「意思ある旅人」が、あなたを見つけるための確かな目印(サイン)です。

毎月第3金曜日の午前11時よりグリーンキーの概要を説明するウェビナーを開催しております。

どなたでも無料でご参加いただけます。お申込みはこちらから。

点: サステナブルな「拠点」

持続可能性を体現する「個の意識改革」

世界基準の、確かな証。

グリーンキーは、1994年に環境先進国デンマークで誕生した、歴史ある国際エコラベルです。国際環境教育基金(FEE)が定める厳格な基準をクリアした施設だけに与えられます。

現在、世界90カ国以上、9,000を超える施設が取得。キャンプ場やアットホームな民宿から、誰もが知る5つ星ホテルまで、あらゆる宿泊施設がこの共通の未来に挑んでいます。

形式的なチェックや点数制の評価ではありません。 環境や地域を守るための厳しい認証基準を「すべて満たすこと」が求められる、真に意思ある施設のための制度です。

グリーンキーの歴史

1994年デンマークで開始
2003年国際NGO、FEE(環境教育基金)が国際認証プログラムとして運営開始
2009年日本でグリーンキーラベル取得制度開始、国内3施設がグリーンキーラベル
取得、日本を含む世界14カ国、820の施設がグリーンキーラベルを取得
2010年国内2施設がグリーンキーラベル取得、グリーンキーラベル取得施設数が
世界18カ国・地域で1250施設に
2011年国内1施設がグリーンキーラベル取得、グリーンキー認証取得施設が
世界28カ国・地域で1500施設に
2019年世界66カ国・地域で約3,100施設が取得
2022年一般社団法人JARTAが国内事業者向けの窓口運営始動
2026年取得数は世界90か国・地域で9000施設に
日本国内では33施設が取得

認定施設一覧

「無駄なぜいたく」から、「心地よいサステナブル」へ。

「今まで当たり前のようにやってきたサービスが、実は大きな環境負荷だった」 グリーンキーに取り組む多くの宿泊施設が、まずこの“気づき”からスタートしています。

近年、サービスを提供する側の認識とサービスを受ける側(ゲスト)のニーズのギャップは広がりつつあります。

目指すのは、お客様に我慢や不便を強いることではありません。 おもてなしのクオリティはそのままに、これまでの仕組みを見直すだけで、守れる未来があります。これらはコスト削減にも直結します。

私たちが向き合うべき、現実(リアル)がここにあります。

「流しっぱなし」の裏側にある環境負荷

シーツやタオルの毎日の一斉洗濯、客室での必要以上の水量。おもてなしの裏側で、日々膨大な水資源とエネルギーが消費されています。ゲストの選択を尊重しながら、無理のない節水スキームへ。

「豪華さ」の影で消えていく命

テーブルを埋め尽くす料理は本当にすべて必要でしょうか。過剰な仕入れや食べ残しによる食品ロス、そして食材がどこから運ばれてきたか(フードマイレージ)という視点。地域の豊かな恵みを、真に価値ある形で提供する仕組みに変えていきます。

「使い捨て」を前提としない新習慣

部屋に並ぶプラスチック製の歯ブラシやヘアブラシ。1度も使われずに廃棄されるものも少なくありません。「あって当たり前」から「本当に必要なものを、大切に使う」体験へのアップデートが求められています。

見えない場所で消費されるエネルギー


誰もいない客室で稼働し続ける空調、使われていない共用部の照明や待機電力。施設全体のエネルギー効率を「見える化」し、ゲストの快適性を損なうことなく、無駄なCO2排出を徹底的に削減します。

施設の壁を越えて、地域と溶け合う。

グリーンキーの取り組みは、宿泊施設の館内だけで完結するものではありません。 世界に認められたその視点は、一歩外へ出て、私たちが愛する「街やコミュニティ全体」へと広がっていきます。

民間企業でありながら、地域社会の一員として、その土地の未来に貢献すること。 グリーンキーを取得した施設は、周囲の環境や人々を巻き込む、あたたかい起点(ハブ)となっています。

私たちが実践する地域へのアプローチです。

街のクリーンアップ活動

美しい景観を、地域とともに守る ホテルの外に広がる自然や街並みも、大切な地域の財産です。スタッフだけでなく、時にはゲストや地域住民とも手を取り合い、周辺の清掃やビーチクリーンなどを定期的に実施。愛着のある景色をみんなで守る文化をつくります。

敷地の緑化と生態系の保護

コンクリートの街に、小さな自然を ホテルの敷地内に在来種の木々や花を植え、豊かな緑を増やします。それは単なる美観の向上にとどまらず、鳥や昆虫が集まる小さな生態系を守り、都市のヒートアイランド現象を抑えるなど、目に見えない形で地域環境を癒やしていきます。

地域経済・文化への貢献

地産地消から始まる、価値の循環 食事の食材はもちろん、客室のインテリアやアメニティに地元の伝統工芸や特産品を積極的に取り入れます。地域の生産者を支え、その土地ならではの文化や魅力をゲストに伝えることで、経済と文化の豊かな循環を生み出します。

未来を担う世代へ、想いを繋ぐ

グリーンキーの基準にある「環境教育」を実践します。地域の子どもたちに向けた環境ワークショップの開催や、ゲストが自然の大切さに触れられるアクティビティの提供など、施設が「学びの場」となることで、持続可能な未来への種をまいていきます

旅に出る、すべてのあなたへ。

「グリーンキーは、宿泊施設のための認証だから、自分には関係ない」 もしそう思われたなら、どうか知ってください。

どの宿に泊まるか、どの目的地を選ぶか。 あなたのその「選択」こそが、地球の未来を変える最もパワフルな意思表明です。

あなたが旅先で震えるほどの感動を覚えた、あの美しい景色。 それをもう一度味わうために、そして、まだ見ぬ誰かや次の世代へ手渡していくために。

次の旅では、ぜひ「グリーンキー」のマークを探してみてください。 その選択は、地球を守る宿を支え、持続可能な旅を応援するという、あなたからの素晴らしい賛同のサインになります。

【あわせて届けてほしい、あなたの声】

JARTAでは、事業者だけでなく、旅を愛するすべての人とともに未来をつくる「サステナブル宣言」を行っています。

「旅先の環境や文化を守りたい」 その想いを、事業者任せにするのではなく、あなた自身の言葉として世界に宣言してみませんか?

あなたの小さな署名が、これからの観光のあり方を変える大きなうねりになります。 持続可能な旅の仲間として、あなたの声をぜひ私たちに届けてください。

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