【認証施設紹介】コートヤード・バイ・マリオット福井 | 北陸から発信する、廃棄物削減と地域循環のサステナブルホテルモデル
1. 施設概要
福井駅から徒歩2分、地上28階の複合ビル上層階に位置する「コートヤード・バイ・マリオット福井」。全252室の客室に加え、宴会場、日本料理レストラン、オールデーダイニング、ラウンジバーを備える都市型ホテルとして、北陸の新たな交流拠点となっています。
同ホテルは福井県内初のグリーンキー認証施設として、環境配慮型のホテル運営を推進。地域事業者との連携を通じ、福井県内のみならず、金沢や富山を含む北陸エリア全体におけるサステナブルツーリズムの推進にも取り組んでいます。
2. グッドプラクティス
コートヤード・バイ・マリオット福井では、廃棄物削減と資源循環の仕組みづくりを重要なテーマとし、日々のオペレーションの中で具体的な取り組みを実践しています。
■ 客室における飲料容器削減
従来客室で提供していたアルミ缶飲料を廃止し、全客室にウォーターサーバーを導入しました。
これにより、ゲストの利便性を維持しながら、使い捨て飲料容器の廃棄量削減を実現しています。
■ コーヒーカプセルの資源循環
ネスプレッソ社と連携し、使用済みコーヒーカプセルを回収。回収されたカプセルは資源として再利用され、生成された土壌資材は委託業者を通じてホテルの植栽にも活用されています。資源が循環する仕組みを、ホテルの運営の中で可視化しています。
■ 食品ロス削減への取り組み
レストランや宴会で発生する余剰食材は、従業員食堂で再活用。購買担当とキッチンの連携により食材を最大限活用するオペレーションを整え、食品廃棄の削減を推進しています。
3. 課題
同ホテルは複合ビルの15階~28階に位置する都市型ホテルであり、建物構造上、館内に大規模な植物空間(グリーンエリア)を設けることが難しいという課題があります。
そのため同ホテルでは、地域資源との連携による環境貢献に着目しています。福井の豊かな農産物や地域食材を積極的に取り入れ、地元農家や生産者との連携を推進。レストランでの地産地消を通じて、地域の環境と経済の循環に貢献する取り組みを進めています。
都市型ホテルという制約の中でも、地域とともに持続可能性を高める新たなアプローチを模索しています。
4. メッセージ
「福井県で初めてグリーンキー認証を取得したホテルとして、地域の皆さまからも大きな関心を寄せていただいています。私たちの取り組みは福井県内だけにとどまらず、石川県金沢市の取引業者様をはじめ、北陸エリアのパートナーの皆さまと共有しながら広げていきたいと考えています。
福井県初のグリーンキー認証ホテルとして、北陸地域におけるサステナブルツーリズムのモデルケースとなることを目指しています。」