国連が定める持続可能な社会をつくるための17の目標SDGs。その中でも我が国は目標12の「つくる責任、つかう責任」の達成度が低いことが指摘されています。多くの消費を促す観光産業の果たす役割は大きく、二の次にできないテーマであるといえます。
購入の必要性から、品質や価格だけでなく社会や環境への影響を考え、環境負荷をできるだけ小さくという配慮のもとに推奨される「グリーン購入」、さらに近年は「持続可能な購入」への展開が注目されています。

本研修会ではグリーン購入の第一人者である深津学治氏を講師に招き、グリーン購入や持続可能な調達等の概念や動向、ツーリズムにおける取り組み等について学んでいただける有意義な機会となります。
また、後半はJARTA代表の高山と対談方式で、観光産業における課題、グリーン購入の具体的な導入や実践につなげる手法についてもアドバイスいただきます。

講師：　深津学治 氏　グリーン購入ネットワーク事務局長

聞き手：高山傑　 一般社団法人JARTA代表理事

対象：　旅行会社（ツアーオペレータ）、観光協会（DMO）、宿泊施設、MICEなど

定員：　100名

参加費：JARTA正会員・賛助会員　無料　　　一般　3,000円

※この研修会は地球環境基金の助成を受けて実施します。

深津学治
筑波大学大学院卒。2000年にグリーン購入ネットワークに入社。2016年に事務局長に就任し現在に至る。自動車やホテル等、商品選択の指針となるグリーン購入ガイドラインの策定や、商品データベースの運営を行い、現在は、企業や自治体向けの研修や支援等、グリーン購入や持続可能な購入の普及に取り組んでいる。