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JARTA NEWS Vol.8&9

JARTA NEWS Vol.8 & 9

オリンピックイヤーとして勢いよくスタートした2020年でしたが、誰にも想像ができないような春の訪れに旅行業界も難しい舵取りを迫られることとなりました。
みなさまそれぞれにご苦労があるかと存じますが、日ごろから柔軟で創造豊かな取り組みをされているみなさまですので、苦難を機会に変えて新たなスタートへと進んでいかれることを信じております。6月に入り、すこしずつ規制もゆるくなってきましたが、引き続き、健康と安全第一に2020年後半戦を迎えてください。

新メンバーを迎えたJARTA事務局はTravelifeやCO2フットプリント計算システムCARMACALの実用化、審査の実践に向けて着々と準備を進めております。今後も会員のみなさまの意見を多く取り入れ、会員さまの事業を後方支援できるようサスティナブルツーリズムの根を張り巡らせて行きたいと思います。

Japan Alliance of Responsible Travel Agencies (JARTA)
Committed to accelerate the positive changes in sustainable tourism as travel agents

TOPICS 

  • JARTA2020 今年度の事業計画
  • Travelife Standard ついに日本語でオンライン化
  • 新会員紹介 一般社団法人エコロジック 新谷雅徳
  • TravelJournal 掲載記事より抜粋「新型ウィルスの影響を考える」 高山傑
  • Sustainable Toursim Around the world

理事会ならびに年次総会について

令和2年4月22日JARTAの理事会と年次総会を開催いたしました。お忙しい中ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
初のオンライン開催ではありましたが、貴重な意見が多く交わされ有意義な時間となりました。
先行きがまだ見通せないことも多くありますが、オンラインツールを活かし、これまで以上に皆様とコミュニケーションをとり、よりユニークで充実した内容の活動を実施していきたいと思います。あらためて今年度の事業計画について下記の通りご案内申し上げます。

2020事業計画
理事会ならびに年次総会について

Travelife 和訳ついにオンライン化!

昨年度、ほぼ半年間をかけて進めてきたTravelife Certified Standard の和訳作業ですが、年度末に現地でインターンをしている鈴木沙耶香さんの力を借りてトップページのあいさつ文も含めてオンライン化が整いました。
まだまだ細かなところは修正や追加作業が必要ですが、アカウントをお持ちの方は日本語でTravelife基準に挑戦することが可能になりました。実用化に向けての大きな一歩です。
3月開催される予定だったITB会場にて対面で正式な業務提携を交わすことは叶いませんでしたが、JARTAはこのTravelife Japanとして今後多くの日本の旅行会社やツアーオペレーターの方々へ普及できるように努めていきたいと思います。

Travelife 和訳ついにオンライン化

JARTA新会員紹介

一般社団法人エコロジック

はじめまして。 国際エコツーリズムコンサルの一般社団法人エコロジックおよび富士山インバウンドエコツアーのEn-Ya Mt. Fuji Ecotoursの代表をしております新谷(MASA)雅徳と申します。よろしくお願いいたします。
25年以上前になりますが、米国フロリダの大学院で「エコツーリズム」というものに出会ってから今まで、地元富士山に加え、ハワイ島に加え、世界13カ国の現場でエコツーリズムの開発やガイディングを行ってきました。

50歳までは世界中で自分が納得できるまで現場で経験しようと決め、もうお腹いっぱいになったので、今はスタッフや地域の人たちの夢の実現のため、地元富士宮でインバウンドをメインとしてエコツアー開発を進めています。コロナで全く海外からのお客様は来られていませんが、ありがたいことに、4年間かけて繋がりを持たせていただいた旅行会社様から、来年のツアー予約も入って来ています。

現在は、より富士山の自然や里山文化を深く体験いただきたいと考え、国立公園の側にキャンプサイトを開発中です。先日発売されたLonley Planet Sustainable Escapeに掲載されたこともあり、これからは小さいながらも、世界に誇れる富士山Responsibleツアーを地域の人とともに開発、推進していきたいと思っています。JARTAを通じて、同じ思いを持った仲間と連携し、日本をめぐる質の高いパッケージ商品が世界に発信されることを希望しております。

一般社団法人エコロジック1
一般社団法人エコロジック2

新谷さんが一人コツコツと手作りしたサファリテント。嘘のような絶景が広がる。

トラベルジャーナル2020-4-6号に寄稿された記事より一部抜粋してご紹介いたします

「新型ウィルスの影響を考える」

今回のウイルスによる影響は病状に例えると、急性の症状であり、その対応に時間もエネルギーも費やすことで乗り切ろうと挑んでいるが、地球温暖化のように確実に来る、いわゆる慢性の症状のようになってしまったことに関して旅行業界の意識は低い。
中長期的に今両方の逆境を認め、それに備えることを経営方針に盛り込む必要あると考えている。

弊社は起業した2008年からゼロカーボンツアー、地産地消の徹底やローカルガイドの起用、旅行代金に対する地域経済への貢献度の表示などに見える化に努めてきた。
またエコツーリズムなど日本特有の自然、文化、風土をテーマに巡るツアーを主力商品としているため、感性を磨くためにも京町家の社屋にとどまることなく、海を眺めながら、また森に囲まれた環境でのテレワークを基本としてきた。
これらの地道に積み上げてきた取り組みが家族親戚同様の付き合いをさせて頂けるリピーターと地域サプライヤーとの関係構築となった。今ではスマホアプリでの旅行相談が日常化しているほか、地域サプライヤーとは経済的なつながりに増して、家族ぐるみの付き合いをしている。
結果、逆境にあっても訪日してくれる関係が存在し、ウイルスの影響で送客できなくても同情してくださる訪問先の方々を思うと、ただ感謝するほかない。

問題は、この影響がどう推移していくかである。しばらく取引が少なくなり打つ手がないように見えても、この時こそしなければならないことは山積している。
それは、他社との差別化となっている、よりレジリエンスが高いと思われる商品内容の強化をすること。少しでも安くして販売する価格競争がさらに高まる今こそ、「困難なことが起きても、大丈夫な旅行会社の在り方」を更に目指す。

具体的には、
1)旅行商品の造成に地域住民がより深く関わること。
受入の時期や人数、料金も双方で確認しながら決定し、信頼関係を深める。観光農園に立ち寄るのではなく、観光を副業としてくれる農家を使うことで、もし送客がストップしても共倒れはないでしょう。

2)ローカルファースト!ガイドの雇用をはじめ、体験プログラムのパートナーや食事・宿泊は徹底して地元資本を優先。
地域の経済還元を最大化します。物流がストップすることがあっても、郷土料理は供給できる体制の確認をとっています。

今後の影響が不透明な中、何をすべきかを考えることも重要ですが、夢中になれることを優先して行動しています。従来のやり方が正解なんてない世界。地域の人々と楽しみながら日本の良さを国内外に紹介し、また後世に伝えられる旅行会社となりたいと思って乗り切りたいと考えています。

株式会社スピリット・オブ・ジャパン・トラベル 高山 傑

新型ウィルスの影響を考える

SUSTAINABLE TOURISM NEWS AROUND THE WORLD

高山代表理事のインタビュー記事です。記事はAENについてですが、紹介文のところではJARTAにも触れています。他にも興味深い記事がたくさん掲載されています。

Masaru Takayama about Ecotourism and Tourism Sustainability in Asia

ベネチアの運河、美しさ取り戻す

ベネチアの運河、美しさ取り戻す 観光客激減で予想外の影響

コロナ感染拡大防止のための世界中のロックダウンや規制も徐々に解除されてきました。まだ訪問客を規制する施設も多いですが、ギリシャやイタリアなど一部では海外からの観光客を受け入れ始めた国も。

飛行機は安全?

自然公園、ビーチ、ホテルや公衆トイレなどの利用についてナショナルジオグラフィックが旅好きの方々に提案する、安心で安全な旅の注意点です。

Is it safe to travel now

Is it safe to travel now? It depends.

沿岸の生態系は陸地を守り、多くの生き物を育む点においても地球上でもっとも重要な生態系の一つですが、それだけでなく海や大気中から二酸化炭素(ブルーカーボン)を取り込み蓄えるという点において大変に大きな役割を果たしています。
マングローブ林、干潟、アマモ場などの保護と復元のための研究や活動をすすめているThe Blue Carbon Initiative の紹介です。

Mangroves

The Blue Carbon Initiative

さらりと過ぎていきますが、6月5日は世界環境デーでした。課題はたくさんあるかなで、国連総長はプラスチック汚染の課題にフォーカスして触れています。

世界環境デー(6月5日)事務総長メッセージ

世界環境デー(6月5日)事務総長メッセージ | 国連広報センター

年度末とコロナ騒動と、あれこれ手が回らず、3月末に発行予定のVol8が作りかけのままお送りできず、今回は8&9の合体版でお届けします。
申し訳ありません!心を入れ替えて早めに次号にとりかかります!

2020.6.10 発行