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JARTA NEWS Vol.7

JARTA NEWS Vol.7

遅ればせながらではありますが、新しい一年がはじまりました。JARTAにとって、また会員の皆様それぞれにとって素晴らしい2020年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

さて、ここのところは全国的に異常な暖冬と新型肺炎のニュースでもちきりで、環境変化の不安がとても身近に感じられる今日この頃です。すべてが手遅れにならないことを願いつつ、観光業界におけるJARTAの役割もますます重要になってきているのではないかと思います。暮れも大忙しのJARTA事務局は国内初開催のTravelife研修会を無事に終え、再来月のITB出展時にはTravelife本部の代表の方々と覚書を交わします。

来月、再来月、そして新年度の年次総会や理事会のお知らせなど盛りだくさんとなっております。お忙しい中と存じますが、一服のタイミングにぜひ目を通してください。

Japan Alliance of Responsible Travel Agencies (JARTA)
Committed to accelerate the positive changes in sustainable tourism as travel agents

TOPICS 

  • 国内初開催Travelife 研修会 熱い熱い三日間のご報告
  • 3月8日~ ITB出展について
  • サスティナブルツーリズム リーダー養成研修会
  • 年次総会並びに理事会のご案内
  • 宿泊施設やオフィスの省エネ診断研修会
  • SUSTAINABLE TOURISM AROUND THE WORLD
    ・株式会社型DMOという挑戦
    ・中国使い捨てビニール袋の使用を禁止
    ・文化遺産破壊で観光客を国外追放ペルー・マチュピチュ
    ・スペイン 観光客の「過剰飲酒」に法規制

JARTA  国内初のTravelife研修会を開催しました

2019年12月国内では初めてのTravelifeのベースアセスメント研修会(最初の2日間)並びに審査員研修会(3日目)を東京で開催いたしました。
講師はTravelife本部のあるアムステルダムからアジア圏を主に担当されているベトナムのChi Nyguen 先生。陽気でフレンドリー、そして頭脳明晰。頭もトークも回転が早い!

Travelifeの国内審査員員の最初の3名として名城大学の二神先生、中村学園大学の前嶋先生、大雪山自然学校の荒井氏にお声かけし、3日間の研修にお付き合いいただきました。
またJARTA会員からはDiscover walks の亀津さん、デスティネーションアジアジャパン の渋谷さん、田辺市熊野ツーリズムビューローの Brad Towle さんにご参加いただきました。このほかに8社12名(全員で18名)のご参加で会場は寿司詰め状態となりました。
朝9時から17時過ぎまで、短いコーヒーブレークを2回とランチ休憩1時間を挟んで早口のChi先生の弾丸講義とTravelifeのオンラインコーチングシステム等の実技演習や、わいわいと楽しいグループワークなどを盛り込み、英語を聞き落としても寝落ちできない濃い内容で充実した時間となりました。

参加者の方々から感想などを寄せいていただいていますが、こちらはあらためて報告いたします。本ニュースレターに寄せて特別にBrad さんのリポートを掲載させていただきます。

 

Responsible Tourism Growth in Japan

I recently had the honor to join a Travelife training session for tour operators and travel agencies facilitated by the energetic Chi Nyuguen and sponsored by JARTA.  It was an excellent overview of the relevance and benefits of sustainable practices, including concrete sessions on real life tasks to make the daunting challenge of often dramatic, wholistic system wide changes more accessible.  The concept of breaking workflow and management systems down into parts and assigning direct, attainable changes at each level was a novel and effective way to reevaluate our current state of sustainable practices and where we can improve them.

For me personally one of the most positive aspects of the session was being able to discuss tourism sustainability in a Japanese context.  This has been something that I have never experienced before.  Sustainability was built into our association’s founding stance in 2006, but at that time nobody had even heard of the concept.

With the growing number of like-minded businesses in Japan it gave me great hope for the future and am so grateful to JARTA for taking a leading role in this groundbreaking movement for the Japanese tourism industry.
Thank you JARTA!

Brad Towle

このたびJARTA主催の、ツアーオペレータと旅行会社を対象としたTravelife研修会に参加する機会を得ました。エネルギッシュなChi Nyguen先生によるレクチャーは、サスティナブルな活動の意義や妥当性について包括的に検証し、課題解決に向けて現実的な取り組み方を提示してくれました。

Travelifeシステムは作業項目や運営の仕組みを細分化して、それぞれの段階において目標達成できるように配慮されており、事業者のサステナビリティについて現状を把握し、改善すべき点などが明確になり革新的で効果的だと感じました。

個人的には日本の実情に沿ったサスティナビリティについて議論する機会を得たことが大変有意義でした。弊社においてもサスティナビリティは創設理念に盛り込まれていますが、その頃はこの言葉を理解する人は少なく、これまでもサステナビリティについて共通理解を深めたりする議論をする機会もありませんでした。

志を同じくするような事業者が徐々に増えており嬉しく思うとともに、日本の観光業界に変革をもたらすJARTAの役割に感謝し、期待しています。
ありがとうございました!

田辺市熊野ツーリズビューロー ブラッド・トウル

Travelife研修会1
Travelife研修会2
Travelife研修会3

朗らかでチャーミング、笑顔の素敵なChi先生。切れ味の良い弾丸トークは3日間衰えることがありませんでした。

Travelife研修会4

熱意溢れる参加者の皆さん。グループワークやディスカッション、休憩時間も情報交換など交流を楽しんでおられました。

ITBベルリン2020

ITBベルリン2020出展

すでにご案内の通り、3月4日から8日、ITBベルリン2020にブース出展いたします。

来場者は業界関係者だけで10万人以上、参加国180ヶ国、ブース出展3200社以上を超える世界最大規模の観光見本市です。こちらのアドベンチャーツーリズム・リスポンシブルツーリズムに特化したホール4.1パビリオンではUNESCOジオパークをはじめ、各国のそうそうたる団体が肩を並べます(ITB全体では3200+の出展者)が、日本からはJARTAが初の単独ブースを開設することになりました。

また、開期中には一部の出展者によるプレゼンテーションがありますが、こちらにもJARTAは登壇し、Writing a new Chapter of Japan on travel agencies with responsible tourism と題して30分のプレゼンテーションを行います。ITBの公式サイトにも掲載されました。すでに複数社からアポイントが入り、スケジュールを埋めつつあり、日本からの異色の出展者へ高い関心が寄せられています。

会場にはJARTA代表として高山と事務局からは羽田が、そして会員からは㈱北海道宝島旅行社の本間様に参加していただき、JARTAとJARTA会員の活動を広くアピールしてきたいとはりきっています。

つきましては会員のみなさまに「責任ある旅行(を提案する)会社」という視点で各社の紹介とモデル商品をA3一枚にとりまとめてご紹介いただきたく、ご協力をお願い申し上げます。

2020 持続可能な観光を担うリーダーズミーティング in 熊本

と国内観光活性フォーラム出展

2月11日、熊本において掲題のタイトルで今年度最後の研修会を開催いたします。今回は一般社団法人地域観光研究所の代表であり、日本エコツーリズムセンターの理事でもある坂元さんにコーディネートをお世話になり、地元の若手のリーダーを対象に地域の実状を理解した上で持続可能な観光と、その延長線上にある地域の活性化を目指すための実践的な研修会となるでしょう。
翌2月12日はANTA主催の『国内観光活性フォーラム』にブース出展いたします。

以下開催趣旨です。

(詳細についてはこちらのページからご確認ください)

世界規模でSDGs(持続可能な開発)が叫ばれ、そのなかでもGSTC(世界持続可能な観光推進協議会)による世界基準の策定は、近年における日本の観光分野の主要なテーマとして、位置付けられるようになってきました。

しかし、持続可能な観光が着地点にあるのではなく、各地の地域づくりそのものが大切な要素です。温泉地や観光ポイントなどの観光地域に限らず、商店街、農村・漁村、そして環境や景観、伝統建築物などの幅広い分野や人の暮らしが連携しあって、地域に特徴的な観光素材を見出し、地域に訪れる人びとの行動案内、体験等の受け入れ先、宿泊施設等が一体的なシステム(仕組み)となって、地域に受け入れられることが理想とされつつあります。そこに持続的な観光に対する取組みがプラスされて持続的な観光が作られていくのです。

日本が観光先進国として、持続可能な観光に取り組む際に、日本各地におけるリーダーの存在が起爆剤として非常に重要になってきました。従って、これまで地域の活動の多くを担ってきたキーパーソンの方々が、今後は持続可能な観光をキーワードに活動に取り入れ、実施されるという状況を考えて、このミーティングを開催する運びになりました。

意欲ある次世代の持続可能な観光のリーダーになりましょう!

一般社団法人JARTA 代表理事 高山  傑
一般社団法人地域観光研究所 代表理事 坂元 英俊

理事会ならびに年次総会のお知らせ

4月22日(水)アースデーのこの日にJARTAの理事会ならびに年次総会を開催いたします。春になり、みなさまそれぞれにお忙しい時期に差し掛かっている頃とは存じますが、JARTAの活動や成果を共有し、より意義深い活動を進めていくうえでも理事及び会員の皆さまのご意見を反映していただきたく、一年に一度のこの機会にご参集いただきたくお願い申し上げます。

日時:2020年4月22日(水) 10:00~理事会、13:00~総会、15:00~研修会、18時~懇親会

会場:「小林芳三商店」 京都府京都市下京区 七条通新町西入夷之町703

総会に続き、新年度の大きなテーマとなる「カーボンオフセット」をキーワードに研修会を開催いたします。JARTA開催の研修会等は日程やロケーションの都合がありなかなか皆さまご参加いただける機会が少ないので、同じ日に開催したく企画いたしました。

省エネルギー診断とエネルギー管理の専門家であり、旧エコロッジ協会副代表理事もされていたアイビムス㈱代表の大庭康彦さんを講師に招き、宿泊施設やオフィスにおける省エネに関してお話を伺います。化石燃料に依存して作られたエネルギーの使用量削減は、二酸化炭素排出量削減に比例します。旅行会社が宿泊施設を選ぶポイントがわかるようになるだけでなく、自社でも使えるアドバイスを頂けます。

SUSTAINABLE TOURISM NEWS AROUND THE WORLD

株式会社型DMOという挑戦(観光文化 244号)

株式会社型DMOという挑戦(観光文化 244号) | (公財)日本交通公社

China to ban bags and other single-use plastic

China to ban bags and other single-use plastic

観光客の「過剰飲酒」に法規制

観光客の「過剰飲酒」に法規制、スペイン自治州で「観光公害」の対策、アルコール販売時間の制限など

Peru deports tourists accused of damaging Machu Picchu

Peru deports tourists accused of damaging Machu Picchu

2020.2.3 発行